神奈川から
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かながわ開発教育センター(K-DEC)
コロナ禍に見舞われた昨年から、大学をはじめとする教育機関、NGO/NPO等で、授業や講座、ワークショップをオンラインで行うことが多くなり、関係者の間でそのファシリテーションを学びたいというニーズが増えていることから、K-DECでは、オンライン・ワークショップのファシリテーションを学ぶセミナーをオンラインで実施することになりました。ぜひご参加ください。
対 象 オンライン・ワークショップの実践に関心を持つ教育関係者等
定 員 各回40名(申込み先着順)
参加費 各回2,000円(学生 1,000円)
セミナー開催の3日前までにこちらの口座に参加費をお振り込みください。
横浜銀行 横浜駅前支店 普通口座 3092260 かながわ開発教育センター
※セミナー開催まで3日を切ってからキャンセルされた場合は、参加費の払い戻しはできませんので、ご注意ください。
3日前までにキャンセルされた場合は参加費の払い戻しをさせていただきますが、払い戻し金額は振込み手数料を引いた
額になります。また、払い戻しの手続きに2週間程度かかることがありますのでご了承ください。
このセミナーは、オンライン・ミーティングのアプリ「Zoom」を利用して行います。
Zoomの利用方法に自信のない方は、青木将幸さんによるこちらのページで「予習」をお願いします。
また、インターネットの回線速度が遅いと、セミナーの途中で接続が切れてしまうことがあります。おおよその目安として20Mbps以上の回線速度があるネット環境でご参加ください。下記のサイトで回線速度を測ることができます。
インターネット回線スピードテスト・通信速度測定 | USEN GATE 02
※当日のネット環境やパソコンの不具合等が理由でセミナーに参加できなくなった場合でも、参加費の払い戻しはできませんので、ご注意ください。
第3回 8月29日(日)14:00~16:00
オンラインでも開発教育!
アフリカのある村の開発と国際協力のあり方について考えるワークショップ「わたしたちの村を発展させよう!」を(少し駆け足で)体験し、オンラインでの開発教育、ワークショップとファシリテーションの可能性について参加者全員で話し合います。楽しい!深い!オンライン・ワークショップの“極意”を探っていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
ファシリテーター 木下理仁
かながわ開発教育センター(K-DEC)理事・事務局長
東海大学教養学部国際学科非常勤講師
TAKOトーク コーディネーター
ワークショップ日記(個人ブログ)
過去のオンライン・ワークショップ「わたしたちの村を発展させよう!」の参加者から
「村人として真剣に考え、悩み、迷う、とても勉強になる楽しいワークショップでした」
「短いながらもいろんなことを考えさせられるワークショップでした」
「すごく柔らかい雰囲気のセミナーで終始楽しかったです。1時間半がとてもあっという間に感じました」
「従来の対面セミナーをただオンラインにしただけのウェビナーも多いなか、投票機能やグループセッション等、オンライン開催ならではの機能を理解し有効に活用していて、とても参考になりました」
「ワークショップの新たなアイディアをいただきました。ありがとうございました」
「ここまで参加型のZoom講座ができるとは思っていなかったので大変勉強になりました。とても楽しかったです」
第2回 8月14日(土)14:00~16:00
オンラインでも
ファシリテーション・グラフィック!
オンライン・ワークショップの面白さや難しさについて、後藤真さんによるファシリテーション・グラフィックで“見える化”しながら話し合い、その“コツ”を学びます。また、後藤さんの考えるファシリテーションについてもお話をお聞きします。
講師/ファシリテーター 後藤 真さん
臨床心理士、桜の聖母短期大学准教授
ファシリテーター/グラフィッカー
1972年 福島県福島市生まれ
米国フェアフィールド大学院教育学部夫婦家族療法研究科修士課程修了
ワークショップで話されていることをホワイト・ボードや模造紙にイラストをまじえながらどんどん書き(描き)出して、「見える化」しながら進めていくやり方を「ファシリテーション・グラフィック」と呼びますが、その名人が、後藤真さんです。初めて会ったとき、後藤さんは私のワークショップに参加者としていたのですが、グループに分かれて意見交換をしたとき、後藤さんは、たまたま脇にあったホワイト・ボードにグループのメンバーが話していることを黙って書いていきました。グループのメンバーは、自然とそのホワイト・ボードを見ながら話す格好になり、どんどん話し合いが活性化していきました。後藤さんはひと言も発することなく、ただ書いているだけなのですが、話の内容が「見える化」されることによって大事なポイントが浮かび上がり、とても建設的な話し合いができたのです。「この人、すごいな」と思いました。
また、後藤さんは臨床心理士でもあり、コミュニケーションをテーマに、参加者の気持ちに寄り添いながらワークショップを進めるのがとても上手です。参加者に向かって常に「大丈夫ですよ」「無理しなくていいですよ」「言ってくださって、ありがとうございます」と伝えながら進めていきます。後藤さんのワークショップがいつも、とても安全な空間にいる感じがするのは、臨床心理士という仕事柄、参加者が感じる小さな「不安」をよくわかっているからではないかと思います。
(K-DEC 木下理仁)
「ボーダレス・カフェ from カナガワ」のグラフィック(動画)
https://youtu.be/as2rTU5bAkc
第1回 7月16日(金)19:00~21:00
オンラインでもアイスブレイク!
青木将幸さんの近著『オンラインでもアイスブレイク! ベスト50』で紹介されている
アイス・ブレイキングの手法をいろいろ体験し、その効果やさらなる工夫について意見交換を行います。また、青木さんの考えるファシリテーションについてもお話をお聞きしたいと思います。
講師/ファシリテーター 青木将幸さん
会議ファシリテーター。家族会議から国際会議まで、あらゆるジャンルの会議ファシリテーションを年間100回のペースで請け負ってきたが、2020年4月からは「オンライン会議ファシリテーター」となり、すでに100回を超えるオンライン会議のファシリテーションを請け負いつつ、企業・行政・NPO・学校・生協などでオンライン会議の導入支援などを行っている。淡路島在住、44歳。趣味は釣り、落語。好物はイカ。ニックネームはマーキー。
「マーキー」という愛称で呼ばれ、全国で活躍している青木将幸さんは、とても肌理の細かいファシリテーションで定評があります。その肌理の細かさは、青木さんの著書の『ミーティング・ファシリテーション入門~市民の会議術~』(ハンズオン!埼玉)、『リラックスと集中を一瞬でつくる アイス・ブレイク・ベスト50』(ほんの森出版)、『オンラインでもアイスブレイク!ベスト50 不慣れな人もほっと安心』(ほんの森出版)などにもあらわれていて、水性マーカーの選び方から、オンライン・ワークショップでパソコンの画面ごしに「じゃんけん」をするときの手のひらの向きに至るまで、本当に細かく具体的に書かれています。そして、その一つ一つに、「なるほど!」と納得させられる理由があるのです。
青木さんのその肌理の細かさが、本のタイトルにもあるように「不慣れな人もほっと安心」して参加できる場づくりにつながっているのだと思います。
(K-DEC 木下理仁)
青木将幸ファシリテーター事務所 代表
NPO法人淡路島アートセンター 理事長(瓦の音楽プロジェクト担当)
学校法人軽井沢風越学園 評議員
NPO法人iPledge 理事
都留文科大学、北九州市立大学 非常勤講師 など
本の画像をクリックすると紹介ページが開きます。
あらかじめこの本を入手して手元に置いておくと、
セミナーの内容がよりわかりやすいと思います。